生後6ヶ月が過ぎると離乳食が始まります。今までミルクや母乳しか飲んでいなかった赤ちゃんがご飯を食べる姿は、とっても可愛いくて幸せな気持ちになりますよね。
月齢が上がるに連れて食事から栄養を摂り始める時期ですが、中には作っても全然食べてくれない赤ちゃんもいます。
それが自分の子だったら、周りの子がスムーズに進んでいると余計に焦ってしまうし「栄養は足りてるのかな」と心配になりますよね。
私には男の子が2人いるのですが、周りの子と比べると超小食で作っても毎回7割は残されて終了。
「何が原因なのかな?」と悩んだり、料理が大好きな私でも「どうせ作ったって食べないのに…」と憂鬱になるほどだったので、その気持ちよ〜く分かります。
「何で全然食べてくれないの!?」
「どうやったらもう少し食べてくれるんだろう?」と私と同じようにお悩みのあなた!
この記事では、離乳食を食べてくれない時に先輩ママがとった対策と、赤ちゃんが離乳食を食べてくれない原因をご紹介しています。
私も当時は悩んでいましたが、自分なりに色々試した結果食べてくれなかった原因が分かり、対策をしたら徐々に食べる量が増えていきました。ぜひ参考にしてくださいね。
先輩ママが教える!離乳食を食べてくれない時の対策
離乳食を食べてくれないと「どうしたらいいの〜」と困り果ててしまいますよね。同じように悩んでいた先輩ママが取って効果が合った対策をご紹介します。
大人と同じ食器を使う
ママや他の家族と食べる時、赤ちゃんだけ違う食器だと嫌がってしまう子がいます。
いつもと同じ食器に飽きてしまうのか、みんなと同じ食器が良いのかは定かではありませんが、大人と同じ食器にした途端食べてくれるようになった子もいるので、落としたり割れたりを考えるとちょっと心配になりますが、付きっきりでいられる状態であればぜひやってみてください。
みんなで一緒に食事をする
普段他の家族とは別のタイミングで離乳食を食べていると、そばにママが居たとしても食事がつまらないと感じてしまう繊細な子がいます。
たくさんの人と食べると楽しいと感じると、今までの悩みが嘘かのように食べてくれるパターンもあるので、保育園では食べるのに家では食べない・実家に帰った時など大勢と一緒なら食べると言うことがあれば、出来るだけ家族と同じタイミングで食事をするのがオススメですよ。
周りと比べない
最初の子ほど育児書や周りの子を参考にしてしまいますが、経験上食べない子は本当に食べません。
月齢に当てはまっていても、その子自身に当てはまっていなければあまり意味がないので、本などはあくまで目安と考え、まずは自分の子供を中心に置き換えてみましょう。
焦ると赤ちゃんにも伝わりますしママも疲れてしまうので、子供の体調で「いつも通り元気」ならひとまずOKとしましょう。
相談をする
先輩ママや保育士さん・栄養士さんなど、育児に関して相談できる人に話してみるのも対策の一つ。たくさん人に相談すると目からウロコの、意外な解決策が見つかるかもしれません。
しかし人によって教えてくれることが違うこともあるので、数人に相談してその中で自分のしっくりくる方法を試してみると良いですよ。
どうして口を開けてくれないの?食べてくれない原因はコレ
まだ自分の気持ちを話せない赤ちゃんが相手だと、どうして食べないのかさっぱりわかりませんよね。離乳食を食べない原因にはどんなことがあるのか、経験を踏まえてご紹介しますね。
椅子に慣れていない
この頃の赤ちゃんはママの抱っこかお布団にいることが多いので、まだ椅子という物に慣れていない事が考えられます。
椅子がお気に入りになる赤ちゃんもいますが、椅子に慣れていなかったり、椅子が落ち着かない子は違和感が勝ってしまいご飯に集中できません。
椅子が落ち着かないようであれば、初めのうちはママの膝の上で食べさせてみると食べてくれることがありますよ。
口元が見えない分あげづらいですが、試して見る価値はアリ。3歳になった子供は今でも食事の後半になると椅子から私の膝の上に移動してご飯を食べています。
食器が好みじゃない
まだまだ赤ちゃんとはいえ、それぞれの個性が出る時期でもあるので、食べ物の好き嫌いだけでなく食器の好みが表れることも。
個々で違いますが、私の下の子はスプーンだけこだわりがあったようで、私的に使い勝手の良かったシリコン製のスプーンや自分でも食べやすくカーブしているスプーンは嫌がって使えませんでした。
どれが良いのかわからなかったので食事の前に何本かスプーンを並べ「どれが良いの?」と聞いて選ばれたのは何の変哲もない景品のスプーン(笑)
プラスチック製で口に入れる部分は丸くなめらかになっていましたが、特別離乳食仕様ではない物でした。
このスプーンに変えたらちょっとずつ食べてくれるようになったので、その子なりのお気に入りを見つけるのもポイントのようです。
他に興味を示すものがある
赤ちゃんのご飯タイムでも、大好きなおもちゃや本が視界に入ったり、好きなキャラクターが出ているテレビがついていると、どうしてもそちらに興味が反れてしまいます。
メリハリを付け食事に集中させるためにも、ご飯の時だけは赤ちゃんのお気に入りが見えないような環境にしてあげましょう。
まだ離乳食の時期ではない
月齢としてはピッタリな時期でも、実際に離乳食をあげて舌で押し返されてしまうようであれば、まだその子にとっては離乳食を始める時期ではないのかもしれません。
急がなくても大丈夫なので、少し様子を見て数日〜数週間経ってからもう一度チャレンジしてみましょう。
食感が好きじゃない
一般的に離乳食の形状は月齢に合わせて考えられていますが、自分の好みがハッキリしている子は苦手な食感のものは食べないことがあります。
うちの子は重湯やドロドロのおかゆが好きではなく、あまり食べてくれませんでした。
その代わり、柔らかく茹でたブロッコリーや粒が残る程度に柔らかめに炊いたご飯はモリモリ食べてくれたので、必ずしも育児書の月齢通りの食事をしてくれるわけではないようです。
逆につぶつぶした食感が残っているものを食べてもらえない時は、少し手間が掛かりますが裏ごしやブレンダーでなめらかにすると食べてくれることもありますよ。
食べることに興味がない
私の上の子がこのタイプだったのですが、食べることに特に興味がなく、遊んでいるほうが大好きな子もいます。
「しっかり食べさせなきゃ」と思って無理やり座らせて食べさせてしまうと、ご飯の時間はイヤな時間になり逆効果なので、無理強いはせず「イヤならいいですよ〜」くらいの気持ちで対応しましょう。
母乳やミルクで満足する子もいるので、母乳やミルクで水分が摂れているならそこまで心配する必要はありません。
お腹が空いていない
赤ちゃんの運動量が少ないと、大人と同じでお腹が空いていないため食べない事があります。
「今日はあまり動いていないな」と思う時は、とことんお腹が空くまで遊んであげると驚くほど食べてくれることがありますよ。
まとめ
いかがでしたか?私が離乳食を食べてくれないことで悩んでいた時、月齢目安の倍くらい離乳食を食べている子のママに秘訣を聞きくと、「何だか知らないけどやたら食べる」「食べ過ぎるから量を減らすと泣きわめく」「思いのままにあげると不安になるほど食べる」と悩んでおり、逆に食べない秘訣を知りたいと言われました(笑)
離乳食を食べようが食べまいがそれなりに悩みが発生するようなので、きちんと水分が摂れているか・元気があるかなど、最低限の部分が安心できる状態なら離乳食の量はあまり気にしなくても大丈夫ですよ。
ぜひあなたもこれを参考にして、ゆる〜く構えながら色々な方法を試してみてくださいね。