毎年恒例の年末の大掃除。面倒だし大変だけど、やらないわけにはいきませんよね。
年越しや年始の準備など掃除以外にもやることは沢山ありますから、効率よく済ませたいところです。
「大掃除でバタバタ・イライラしてしまい、身も心もクタクタ…」なんてことにならないためには、しっかりと計画を立てることが必要です。
しかし、「どの順番で掃除すれば効率よく終わるのかわからない」という人も多いでしょう。
今回はそんなあなたへ向けて、「大掃除の正しい手順」と「抑えるべきポイント」をご紹介します。ぜひ参考になさって下さいね。
掃除の鉄則は?効率よく進める順番をご紹介!
順番1:準備
効率よく進めるために、まずは大掃除の準備をします。
- 掃除する場所のリストアップ
- 掃除に必要な道具の買い出し
この2つの作業を行いましょう。
「どの部屋を何の道具を使って掃除するか」がわかっていないと、計画が立てられません。
掃除道具にしても、作業の途中で無いことに気づくと、買い出しに行かなければいけなくなります。
当日の作業をスムーズに進めるために、必要なものはしっかり揃えておきましょう。
順番2:計画を立てる
順序良く大掃除を行うためには計画が必要不可欠です。仕事や夏休みの宿題なんかでも、同じことが言えますよね。
準備でリストアップした「掃除する場所の一覧」と、以下の順番3~順番6を参考にしながら、計画を立ててみて下さい。
1日でやろうとするよりも数日に分けて行った方が、焦らず丁寧に掃除できますよ。
順番3:庭・窓など、外の空気に触れる場所の掃除を済ませる
年末ともなれば、外の空気もだいぶ冷たくなりますよね。その中で掃除をするのは、はっきり言ってキツイものがあります。
寒いし、手もかじかむし、耳も痛いし…早く終わらせたくてイライラしながら掃除をするから、仕上がりがどこかイマイチになることも。
なるべく負担なく、そして丁寧に大掃除を行うために、庭や窓の掃除は「本格的に寒くなる前」に終わらせてしまいましょう。
12月頭~半ば頃までが目安です。そりゃ冬ですから冷えるには冷えますが、この方法なら年末よりは寒い思いをせずに済みますね。
順番4:不要なものを処分する
庭・窓の掃除が終わったら、いよいよ室内の大掃除です。
いきなり掃除を始めるのではなく、まずは「長年使っていないもの」や「要らないもの」をゴミ袋にまとめてしまいましょう。
掃除をしながら捨てようと思うとどうしても効率が悪くなりますので、先に済ませておきます。
順番5:普段手をつけられない場所の掃除を済ませる
室内の大掃除で優先して手をつけるべきは、「普段あまり掃除できていない場所」です。
たとえば、以下の場所など。
- 換気扇
- コンロの油汚れ
- エアコン
- 家具の隙間
- 照明に溜まった虫やほこり取り
- お風呂のカビ取り
せっかくの大掃除に、日常的に掃除している場所ばかりきれいにしたのでは意味がありませんね。
普段手をつけられないようなところをしっかりと掃除しましょう。
順番6:残りの場所の掃除を行う
- キッチンのシンク
- トイレの便座
- 浴槽
- 床
などの「日常的に使っている・掃除をしている場所」は最後に行います。
これらの場所は日常的に使うため、掃除をしてもすぐに汚れてしまう可能性があるからです。
毎日掃除をしている場所なら、汚れもそこまで目立ちませんよね。
ここまで掃除ができたら、あとは後片付け・ゴミ出し・お正月飾りの飾り付けをして、大掃除完了です!
年末だからこそもっと綺麗に!大掃除で抑えるべきポイント
ポイント1:つけおき系の掃除を上手に組み込む
浴室のパッキンやタイルのカビ取り、食器類のつけおき洗いなど、「洗剤をつけて放置するだけ」「洗浄液につけておくだけ」の掃除は、大掃除の強い味方。
洗剤につけている間に他の掃除を行えば、2つの場所の掃除を同時進行できます。スケジュールに上手に組み込んでいきましょう。
ポイント2:掃除の基本「上から下・奥から手前」を守る
大掃除では、掃除の基本である「上から下・奥から手前」を守りましょう。効率よく作業を行ううえでとっても大切なことです。
床をピカピカに掃除したあとにエアコンの掃除をしたら、床はまたホコリまみれになってしまいますよね?
隙間を掃除するときだって、手前から拭き掃除をしていたらほこりを奥に押し込んでしまうだけです。
その度にやり直しをしていたのでは、時間がもったいないです。
ポイント3:ゴミ収集日をきちんと確認しておく
大掃除に気をとられてうっかり忘れてしまいがちなのが、「ゴミ収集日の確認」です。
平日とは異なるところがほとんどですから、自分の地域が何をいつ回収するのかをしっかり確認し、カレンダーなどに書き込んでおきましょう。
せっかく掃除したのですから、ゴミもきちんと片付けて、気持ちよく新年を迎えたいですよね。
まとめ
おせちの用意をしたり、新年の挨拶まわりをしたり、初詣に行ったりと、年末年始は何かと忙しいもの。
大晦日くらいは家族とゆったりとした時間を過ごせるように、計画的に大掃除を進めていきましょう。